2015年2月23日月曜日

学生紹介:koya(修士2年)




「歪なエネルギーの漲る男児達の図」

Q お名前と作品名を教えてください。


「超ラジオ体操」を制作しました。koyaです。映像制作集団「賢者」の代表やってます。TVCMやWEB広告、MVなど制作してました。

https://twitter.com/koya58https://vimeo.com/user2517790
https://www.youtube.com/user/koyaa58/videos


「馬車道、大さん橋の近くにある立ち食いそば屋とkoya」


Q 本専攻に入る前はどんなことをされていましたか? また、なぜ本専攻に入ろうと思いましたか?

武蔵野美術大学の映像学科、黒坂圭太ゼミで泥臭いアニメを制作していました。本当は学部4年の時点で1年間留年し「商業ベースの制作を本腰入れて挑戦するぞ!」と思っていたのですが、「1年や2年、漫画やアニメやったところで何になる!就活しろ!」と父に一括されまして、紆余曲折あり「国立の大学院なら許す。」というお言葉を頂戴し、親公認でモラトリアム延長出来るんなら目指すしかないな…と思いやってきて今に至ります。



「ロンドンでの我々「賢者」展示ブースにて、ライブドローイングとkoya」


Q 本作品を作ったきっかけを教えてください。



一年次制作の「ImZoo」を機に音楽と映像の関係性について自分の中で思うところがありました。もう一つは、年齢を重ねるに連れ社会的責任やら諸々により、身動きが取り辛くなってきている現状に怯えた事です。何も省みず、無尽蔵にエネルギーを垂れ流す瞬間の連続だった幼少時代の精神性を取り戻そうと試みました。



『破壊なくして創造はなし、悪しき古きが滅せねば誕生もなし、時代を開く勇者たれ』


Q 制作プロセスを教えてください。

心酔できる音楽を見つけ、ソレに対して映像がどこまでついていけるのか挑み続けます。


「ロンドンにて日本人留学生とカフェでくつろぐkoya」


Q 今回、何を一番重視して制作しましたか?


映像の中に退屈する瞬間が無いか、退屈を埋めるために普通にし過ぎている自分がいないかを監視しました。



「しかし、誰が見張りを見張るのか?」


Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか?

筋トレっぽい雑な動きを数回するのが地味に流行っていました。


「同期の『きつね憑き』作者である佐藤美代氏とkoya」

Q 在学中で一番印象に残った出来事は何ですか?


作者と作品の情報が載るカタログのため、第六期生の集合写真を2月8日に撮ったのですが、その時に初めて今年度卒業する人達が一同に会した事です。1年間、作品の中間発表やら修了展会議などが色々とあったのですが、必ず誰かしら不参加であり、本当に全員が揃ったのが2/8だったので、ようやく終わるんだな〜と感慨深かったです。



「徹夜で作業した朝方、路上でリラックスする賢者の面々の図」


koyaさんの作品「超ラジオ体操」は横浜・東京会場共に「第六期生修了作品」プログラムにて上映いたします。

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