2015年2月27日金曜日

学生紹介:春成つむぎ(修士2年)





お名前と作品名を教えてください。

春成つむぎです。「Tepid Bath」を制作しました。


本専攻に入る前はどんなことをされていましたか?
 また、なぜ本専攻に入ろうと思いましたか?

ほそぼそと仕事をしながら暮らしていました。アニメーション専攻が立ち上がったときからずっと入りたかったです。本専攻の作品を外部で見かけると、ほかの学生作品と比べて音がずば抜けて高いクオリティだったことも入りたくなる要因の一つでした。





本作品を作ったきっかけを教えてください。

入浴中、考え事に集中しすぎて寝ているのか起きているのか分からなくなったり、時間の縮尺がおかしくなっていくような、全部曖昧になっていく感じがすごく不思議だな…と日頃から思っていた事がきっかけです。


制作プロセスを教えてください。

ノートや手帳にイメージのメモを描きためておいて、気になったものをピックアップしてTVPaintで絵に描き起こし、さらに枚数を重ねて動画にしていきました。制作中はよくお風呂につかっていました。





今回、何を一番重視して制作しましたか?

色味の気持ちよさ。





制作の合間にしていた気分転換は何ですか?

LINESkypeで友達としゃべりながら作業したり、何か食べたり、ゲームしたりです。


在学中で一番印象に残った出来事は何ですか?


色々ありすぎてここには書ききれないですが、鳩を追いかけまわして1年留年したことは忘れないと思います。
あとは、夏に江ノ島へ行って、服のまま海に入ってびしょびしょになって遊んだことです。びしょびしょのままおいしいものをたらふく食べて「幸せすぎて死ぬ!」とその場にいた全員で笑ったことはたまに思い出しても幸せな気持ちになります。
真夜中や夜明け頃にいろいろな話を延々としていた事も楽しかったです。多くの事を言わなくても分かってくれる仲間が沢山できたことは一番の財産だなあと思います。
家族よりも長い時間一緒にいて、寝起きして、食事して、同じ事を続ける人たちに囲まれる経験はこの先もないのではないかと思います。あったかくなると沢山出てくるゴキブリにみんなでギャーギャー言っていたのもいい思い出です。





春成つむぎさんの作品「Tepid Bath」は横浜・東京会場共に「第六期生修了作品」プログラムにて上映いたします。 

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