2015年2月18日水曜日

学生紹介:木下絵李(修士1年)

Q お名前と作品名を教えてください。


木下絵李 作品は「はるのかぜ」



Q 本専攻に入る前はどんなことをされていましたか?
 また、なぜ本専攻に入ろうと思いましたか?

高校までは放送部に所属していて、将来はアナウンサーか報道関係の仕事に就きたいと思っていました。
その後、九州大学芸術工学部の画像設計学科に進学しました。そこでアニメーションや映画を作る人達に出会い、自分でもアニメーションを作るようになりました。本専攻を目指したのは、自分にとってアニメーションを学べる日本一の学校だと思ったからです。


Q 本作品を作ったきっかけを教えてください。

もともと一年次作品は別のテーマでドキュメンタリー作品を作りたいと思っていたのですが、制作期間との兼ね合いで企画を変えざるを得なくなり、それでも「ドキュメンタリー」っぽい何かを作りたいと試行錯誤しながら、最終的に「実話をベースにした、ナレーションで語る物語」という形におさまりました。結果、全くドキュメンタリーではない作品になりましたが
作品の内容を現在のものにしたきっかけはよく覚えていませんが、今の自分にとって本当に大切なテーマだから、最後まで真剣に向かい合うことが出来たと思います。




Q 制作プロセスを教えてください。

最初の数ヶ月は脚本、絵コンテを詰めながら技法のテストをしました。当初は全編立体のコマ撮りアニメーションにしたかったのですがこちらも制作期間の都合上断念し、立体と作画アニメーションの合成という手法に行き着きました。まず背景の立体素材を全て撮影し、そのあとコマ撮りの動きに合わせてPhotoshopで作画をしました。




Q 今回、何を一番重視して制作しましたか?

ゼミで、先生や同級生から頂く意見、感想。とにかく脚本に自信がなかったので。




Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか?

世間的には今更で恥ずかしいのですが、「MMDMikuMikuDance)」というものの存在をつい最近知り、「なんておもしろいんだ」と思いながら自分の好きなキャラクターが踊っている動画を見ていました。


Q 在学中で一番印象に残った出来事は何ですか?

立体演習の授業が楽しかったです。
あとは学外のことになりますが、「アニメーションブートキャンプ」というプロジェクトに参加して、プロのアニメーターの仕事を間近で見たことがとても印象に残っています。






木下絵李さんの作品「はるのかぜ」は横浜会場プログラム「一年次作品2015」、東京会場プログラム「一年次作品2015 Bにて上映いたします。

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